心を癒やすコンテンツパパゲーノ
シャワー
Papageno Shower

【9月のアンコール配信】ねえ、自分は発達障害じゃないかって思ったことある人いる?

こんにちは。MHSです。
いよいよ後期授業が始まりましたね。
初日の授業は遅刻しないで来れましたか?
今週はまだ履修登録修正期間ですからアイドリング期間といってもいいでしょう。
今週中になんとかペースをつかめないとずるずるといってしまいますよ。
ちょっとしんどいけど、いつもよりはやめに教室やオンラインに入ってみてください。
これだけで後期が調子よくいくってこと、よくありますから・・・。

さて、9月はアンコール月間。昨年度の9月に配信したメールをお送りします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、いったんリズムが崩れたところからまた”授業頭”に切り替えるのが苦手、という人、
もしかすると大人の発達障害なのかもしれません。

小さいときから傾向が色濃く出ていれば、親や先生が気づいてはやめに対処してくれます。
でも、なんとか自分の力でやれてきた人は、まわりの理解を得られず、人知れず自分だけで苦しんできた可能性があります。

高校・大学くらいになって、何か自分はまわりと違っている・・・、と感じ始め、だんだんと自分で自分を信じられなくなってしまいます。

実は「先の見通しを立てて計画的に行動することが苦手」という特性があると、明日から授業だというのにゲームや漫画に夢中になって徹夜して、次の日大学に行けなくなる・・・なんていうことも起きがちです。

グループで話していると、自分にだけ話しかけられているのではないのに、返事をしなくちゃいけないように思えて、「自分は・・・」と話し出し、いつのまにか長時間話してしまって、気づいたらまわりがしーんとなってた・・・。

実習先やバイト先などで自分の常識・正義に反する状況に出会ってしまうと、感情が抑えられなくなり、涙がこぼれたり、怒りで発言がきつくなったり、その場にいられなくなったりと自分をコントロールすることが難しくなる・・・。

大きな音や声は不快なだけじゃなく、耳をふさがないとおかしくなりそう・・・。
ふいに人に触られると飛びのくほどびくっとしてしまう・・・。
明るい光はまぶしすぎて苦手・・・。
さまざまな感覚が過敏(極端に鈍感なことも)なことは、周りの人に説明しても理解してもらえない・・・。

上に挙げた例はほんの一部です。もし、気になるかも!って思う人は、ぜひ下記の本、手に取ってみて!生きづらさをやわらげるヒントがたくさん載っています。

『大人の発達障害-日常生活編-』
ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編: 18歳以上の心と問題をサポートする本 (親子で理解する特性シリーズ) | 宮尾益知 |本 | 通販 | Amazon

もちろん、図書館にも入ってますよ!

自分はどこかまわりと違っている・・・と思っても、今まで自分なりにつらさを抱えて生きてきた人たちは、十分社会生活を送る力を持っています。
発達障害と診断されるかどうかはどうでもいいのです。
大事なのは、自分の特性を客観的に見て理解することです。

生きづらさ・・・それは自己肯定感の低さにあります。自分をだめだ・・・とどこかで思ってしまうこと。

だから・・・。自分の特性を自分が一番よく理解して、これまでなんとかやってきたその道のりを認めてあげなくちゃ。

自分の得意不得意がわかったら、その時は生きるための工夫ができるのです。
大学には学生相談室(健康管理センター | 新潟医療福祉大学 (nuhw.ac.jp))もあるし、私たちMHSもいます。

じっくりと自分と向き合いたくなったら、専門家と一度ゆっくり「自分」について話し合ってみませんか。
それができる後期になりますように・・・。
私たちはいつも大人の発達障害応援隊ですよ!

一覧に戻る
main装飾