死ぬことばかり考えてしまうのは、きっと生きることにまじめ過ぎるから！

みなさん、こんにちは。MHSです。

前回はみなさんに自分を癒す場所や曲をおたずねしました。

人はそれぞれみんないろいろな感性を持ち、自分なりに自分を癒す方法を探しているんだなあとつくづく感じました。

お１人の推薦してくれた曲をご紹介しますね。

中島美嘉 僕が死のうと思ったのは

https://youtu.be/AabAbM_Lmuo

死のうと思った瞬間のなにげない日常・・・。
心の中の空虚と外の色のある世界。
どうやってつながったらいいのかわからなくなったその霧を、絶ちたい・・・
そう思うのかもしれませんね・・・。

中島美嘉さんで思い出すのは、だいぶ前のTVでの生放送。
大勢の歌手の前でステージに立った中島さんは、声も体も震え、音程が外れ、思わず目を背けてしまうほどの乱調だったのを思い出します。
あれから何年が経ったんだろう・・・。
しばらくTVで見なくなりました。
きっと死ぬほど恥ずかしかったと思うし、取り返しのつかないことをしたと苦しんだんじゃないかな・・・。

このFirstTakeでの歌を聴いて泣きました・・・。
歌がいいのはもちろんですが、この人の生きざまに心から惹かれました・・・。
人間、いつでもスマートにいられるなんてこと、あり得ない・・・。
無様な姿をさらしても、そこから立ち上がり、前をまっすぐ見て、歌い放った一言一言！
強い！強すぎます。
病を得た人、喪失を嘆いた人、苦しみぬいた人・・・。
そういう負の経験を乗り越えることができたとき、人は強くてやさしい・・・。
尊敬に値する何かを得るのかもしれません。

生きることにまじめなことは誇れること。
ただちょっと真面目過ぎて苦しいだけ・・・。

最後にこの曲を紹介してくれた学生のことばを紹介します。

「たくさんの死にたい理由があってもひとつの生きたい理由があれば耐えられるものですね」