笑って耐えることの意味
みなさん、こんにちは。MHSです。
TikTokをぼーと見ていたら、韓国の歌番組に出ている日本人歌手の歌が流れてきました。
これがうまいのなんのって、本当にプロ中のプロ。どうして日本で有名になっていないのかな?と不思議に思うほどです。
で、歌っていた曲が「道化師のソネット」。またもさだまさしの歌だ・・・(笑)
さだまさしさんもすっかりおじさん化していますが、あの方の曲は世代を超えて響く歌なのだとあらためて感動させられました。
♪君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている♬
ちょうど、授業でジェームズ=ランゲ説(悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ)っていう感情の起源説を教えていたところだから余計考えてしまいました。
悲しくて心が張り裂けそうなのに静かに笑みをたたえて「大丈夫・・・」とつぶやく学生にたくさん出会ってきました。
どうして苦しいのに笑っているの?、それはあまりにも辛すぎるよ・・・と伝えて、自分の本当の気持ちに向き合えるよう対話していくのが常なのですが・・・。
一方で、今まで誰かのために、自分のために本当の気持ちに蓋をして笑ってやり過ごしているそのやり方は、生きることに必死で頑張り屋にしかできない方法・・・。その笑顔でつかのまであっても”平気”を手に入れる方法・・・。
すごいことなのだということも伝えたくなりました。
誰もがそうやって自分を鼓舞して動かない足を動かしてる・・・。
そのつらさやどうしようもなさに少しでも寄り添えたら・・・。
梅雨時の眠れない夜にそんなこと、考えてました。
歌心りえカバー 「道化師のソネット」
https://youtu.be/iC1Y-1pwbm0?si=eGt0pfKbSwgM1xM_